子育て最後の大会の結末 | ☆ ある ものがたり ~発達障害とともに~☆

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 中学3年生 中学1年生 小学5年生 障害のある子もない子も・・・そんな三兄弟の ものがたり

今日は三男の部活最後の大会
ちょうど13時
そろそろ開始時刻

最後の大会バスケ

三男はユニフォームを
顧問に返してしまった。
ベンチには入らず
ユニフォームをもらえなかった仲間と
外から応援する、と。
最後の大会なのに仲間を一人で
外から応援させるわけにはいかない、と。

3年生全員にユニフォームを渡しても
2年生にも充分ユニフォームは
行き渡る枚数。

試合に出ることのない後輩が
ユニフォームをもらい
3年の仲間が
最後の大会でユニフォームを
もらえなかったことが納得できず
しかも
そのことに疑問を持たない
レギュラー含む仲間たちにも納得出来ず
そんな仲間と試合は出来ないと
レギュラーにもかかわらず
ユニフォームを返すことを選んだ。

もちろん昨日顧問とは話をした上で。
顧問は今日
ほんとにお前はそれでいいのか、と。
ユニフォーム着ないのか、と。
息子の気持ちは変わらない。

顧問は部長、副部長を呼び
お前らはそれで良いのか、と
話をしたらしい。

もちろん昨日、
息子は部長とも話はしている。
それでも部長は何もしない。

結果、
2人はユニフォームをもらえることに。
で、拒否。

そりゃそうだよね。
そんなんでもらったって
彼は嬉しくない。
息子が試合出ないのは困るからって
ついでにもらえたユニフォームなんて
いらないよね。
息子だって、そんなんで試合出たって
良いパフォーマンスは出来っこない。


こんなことは初めてじゃない。

ミニバスや中学の時なら
いつもみんなで顧問に抗議してた。
レギュラーとか関係なく
仲間を大事にしていた。

だから試合に出れない子が
試合に負けて悔しくて
レギュラーよりも
号泣していた。
コートに立つ立たないは関係ない。
応援やサポートも含めて
全員で試合を戦っているのだから。

今、いつも息子は一人で戦っている。
仲間のために。
みんな見て見ぬふり。

私はお母さんたちに
なぜいつも息子だけが
こんな目にあうのか、と
いろいろぶちまけてしまいそうで
行くことを辞めた。

だから、こんなにも
弱小チームなんだと思う。
ミニバスや中学の時では考えられない。

強くなって欲しいなら
勝ち進んで欲しいなら
まず保護者がしっかりすべき。
この親にしてこの子あり。

ミニバスや中学のみんなが恋しい。