最後の結末 | ☆ ある ものがたり ~発達障害とともに~☆

☆ ある ものがたり ~発達障害とともに~☆

 中学3年生 中学1年生 小学5年生 障害のある子もない子も・・・そんな三兄弟の ものがたり

そして試合が終わり
主人はお母さんたちに囲まれ
責められたらしい。

負けたのは三男のせいだと。
好き勝手して、と。
ユニフォームもらえないのは
あの子が悪いんだからしょうがないでしょ。
うちの子たちはどうなるの?

いつもいつも
自分の息子さえ良ければいい。
自分の息子のことしか考えてない。


三男はいらない、と判断したのは顧問
だからユニフォームを渡さなかった。
三男いなくても大丈夫と判断したのだから。

そして
三男にユニフォーム着てくれ、と
仲間は誰も言わなかった。
顧問にも三男にも。

どうしたらいかママに聞きにくる。
高3にもなって
自分の意思はないのか。

みんなに言われれば
息子だって試合に出たと思う。
みんなが行動にうつしてくれるのを
待っていたと思う。

所詮はその程度。
息子は思ったんじゃないかな。
オレ、いなくてもいいんだろ?って。

最後の大会くらい
3年みんなで試合を戦いたいって
思ったけど
そう思ったのはオレだけなんだろ?って


最後の大会
息子の姿を見れなかった私が
どんなにショックを受けているか
気遣える人は誰もいない
私が何もかも悪いそうだ。

負けてショックなのは分かるが
息子がいたからって
勝てたかどうかは分からない。
そこまでのエースじゃない。
あなたたちは息子の試合見れたじゃん。


こんなのおかしい、
顧問に話をしに行くと言っても
だれも一緒に来てくれず
1人で顧問のところに行った
息子の気持ちは?

あいつらと試合出来ねーよ
そう思わせてしまったのは
あなたたちの大事な大事な息子
ママがいないと何も出来ない息子たち


ミニバスが恋しい
中学の部活が恋しい

こんな最後になるなんて。

最後の大会、
息子の姿を見れなかっただけでなく
言いたい放題言われ、責められて終わり。

でも、私は
息子を誇りに思う。

自分で考えて行動出来る息子を自慢に思う。

私、子育て頑張った。
ちゃんと自分の足で歩いていける子に育った。

悔しくて涙が出る